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天下奪回 黒田長政と結城秀康の策謀 (河出文庫 き 14-1)

天下奪回 黒田長政と結城秀康の策謀 (河出文庫 き 14-1)

天下奪回 黒田長政と結城秀康の策謀 (河出文庫 き 14-1)

作家
北沢秋
出版社
河出書房新社
発売日
2019-11-02
ISBN
9784309417165
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天下奪回 黒田長政と結城秀康の策謀 (河出文庫 き 14-1) / 感想・レビュー

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onasu

関ヶ原の役より6年後の慶長11年、筑前に封じられた黒田長政は、父(如水)譲りか天下への野望を捨てていなかった。  旗頭は無論豊臣秀頼だが、それを己のみで支えることは形式的にも、実質的にも不可能で、共に立つ者を探っていった結果、豊臣、徳川双方に縁のある越前宰相、結城秀康の名が浮かび、接触を図っていって、旗揚げまでこぎ着けたが…。  関ヶ原の役とは豊臣家中の争いであり、しかも徳川方は合戦に参加してもおらず、江戸時代初期とは、徳川への権力移譲が完成していない。そんな時だからこそ、というおもしろい著作でした。

2020/01/13

ひまり@ちょっといま忙しい

家康の実子であり、才能溢れながらも不遇の人生を送った結城秀康。天才軍師、黒田官兵衛の息子として非凡な才能がありながらも影に隠れて生きてきた黒田長政。ふたりの天才が徳川家から天下奪回するために奮闘する←この時点でもう凄く面白すぎてやばない?そして実際面白かった!!もし、もしもこの通りに歴史が動いたらどうなっていたのか。何かを成し遂げようとする人はかっこいい。それと同時に、賢い女を妻にした男はそれだけでもう勝ち組なんだなと思うのです。愛する妻のため頑張るって素敵よねー(∩˘ω˘∩ )♡

2021/01/31

tako_machida

結城秀康と黒田長政による天下獲り計画の話で、フィクション色が強いですが、これはこれで有りな一作。最後が呆気なさ過ぎかな!?

2020/10/19

zero

『合戦屋』シリーズはフィクションだったが、今作は歴史IFに真っ向から取り組んでいる。それにしても、家康の子供は有能なのが多いイメージ。忠輝とか。悪役の秀忠だって歴史的にみれば徳川幕府の礎を築いたし。

2020/09/10

白隠禅師

ちょっと意外な人物が手を組み徳川に挑むというなかなか面白い展開。あまり知られてないけど結城秀康が2代目だったらどうなったんだろうなんて想像してしまう。優秀だったからこそ家康から遠ざけられたのだろう。けど実際戦いがあったら勝ったかもしれないけどまた乱世に戻った気がするな。

2021/11/15

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