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くらげが眠るまで (河出文庫 き 7-10)

くらげが眠るまで (河出文庫 き 7-10)

くらげが眠るまで (河出文庫 き 7-10)

作家
木皿泉
出版社
河出書房新社
発売日
2019-11-07
ISBN
9784309417189
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くらげが眠るまで (河出文庫 き 7-10) / 感想・レビュー

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nico🐬波待ち中

イッセー尾形さんと永作博美さんが演じる、木皿ドラマのシナリオ本。10歳以上も年上なのにちょっと頼りないバツイチ夫・ノブ君としっかり者のオクサン・杳子。リビングダイニングで日々繰り広げられる、夫婦のコミカルなやり取りがとても心地よい。夫婦の会話にクスッとなったりニンマリしたり。時折口喧嘩もするけれど(優勢はもちろん杳子さん)、とっても仲良しの二人が読み手を笑顔にしてくれる。ドラマ全体のゆるくてほわーんとした雰囲気が、水中をぷかぷか漂うクラゲのようでとても癒される。木皿作品やっぱり好きだな、と改めて思った。

2020/08/30

まさきち

出町家のリビングを舞台に、信之(イッセー尾形)と杳子(永作博美)の年の差夫婦が繰り広げる何気ない、そして愉快な日常の場面を集めたシナリオ本。そのほとんどが二人の会話で構成され、周囲の描写はほとんどないものの、セリフの中に埋め込まれた言葉たちのお陰で、楽しげな二人を包むリビングの風景がしっかりと思い浮かべることができました。こんな二人のように過ごせていけたらな、そう思いながらの読了です。

2023/03/30

いたろう

これまで木皿泉さん(夫婦)の小説は読んだが、本職である脚本を活字で読むのは初めて。木皿さんの初期の作品で、1998年から1999年にスカパー!「イッセー尾形が来た!」内で放映されたという、イッセー尾形(当時40代後半)、永作博美(当時20代後半)の年の差夫婦コメディ。ドラマは観ていないが、軽妙なやり取りに、2人の姿が目に浮かぶ。電車の中で読んでいて、何度も吹きそうになった。活字で読んでも十分面白いが、こういうシチュエーション・コメディは、やっぱり役者の演技で観たい。DVDも出ているようなので探してみたい。

2020/09/29

chantal(シャンタール)

くらげって、夫婦でずっと旅してるんだって。暗闇をたゆたう二匹のくらげを想像しただけで、なんだか幸せな気持ちになるよね。最近はワンシチュエーションのドラマってなくなったけど、このドラマもきっと面白かったんだろうな。イッセー尾形と永作博美の年の差カップルのお話なんて、絶対面白かったと思う。また「やっぱり猫が好き」みたいなドラマ、やらないかなあ〜

2024/04/02

mint-s

イッセー尾形×永作博美が演じたシナリオ本。年上バツイチの頼りない夫としっかり者で可愛らしい妻の仲良し夫婦の日常は愛とユーモアに溢れている。お見合いに行く妻が心配で夫が変装してついて行く「杳子の縁談」が面白かった。

2020/10/16

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