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かわいい夫 (河出文庫)

かわいい夫 (河出文庫)

かわいい夫 (河出文庫)

作家
山崎ナオコーラ
出版社
河出書房新社
発売日
2020-02-05
ISBN
9784309417301
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かわいい夫 (河出文庫) / 感想・レビュー

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フユコ

ゆっくりゆっくり読んだ。すごく楽しかった。私も自分の葬式はしたくないなぁと思っているので、それでも全然いいって、そう思う人もいていいんだって肯定された感じがして楽になりました。

2020/08/03

shio

気になっていた作家さん、まずはエッセイから。私も夫を“かわいい”と思っているので、ドンピシャかなと思いましたが、やはりそこはよそのご夫婦、共感は案外少なかったです。夫さんが低収入と言い過ぎでは。男女関係なく、あまり言われて平気な事ではないと思う。夫さんの魅力は伝わったので、余計残念。共感するとかしないとか作家さんは望んでないかもしれないし、自由に読んでいいのだろうけど、私はちょっと窮屈だった。書店員の夫さんのノートに書かれた「無限の自由を手に入れろ!」は何のPOP用のメモだったのか気になる!

2021/06/28

Kanako

可愛いタイトルで、ナオコーラさんと旦那さんの生活を中心とした読みやすい内容ではあるけれど、良い意味でかなり率直に綴られたエッセイ。外向けに良く見せようという虚飾はなく、かといって自虐しているわけでもなく、幸せな日常も、他人に話すのがためらわれるような内容も、率直に綴っている。エッセイって、嘘は書かないにしろ、これは書かないでおこうとかいう調整がありそうなものだけど、臆することなく(という意識でもないのかもしれないけれど)ナオコーラさんの持論や哲学がしっかり描かれていて、とても好感が持てたし、面白かった。

2023/10/11

Inzaghico (Etsuko Oshita)

二人暮らしで(途中からは三人暮らしになる)日々の生活の小さな楽しみ、喜びを二人で分かち合う様子は、ほほえましく、こういうささやかだけど大切なことがわかっている夫婦に、温かな気持ちになる。ほころび始めた花を見ては、梅かな、桜かな、と言い合い(もうすぐ素敵な季節になるね、という含意があるので、花はどちらでもいい)、お弁当をつくって近所の公園でピクニックをしたり(このとき、互いがもってきた本のチョイスがどうよ、と言い合うのが傍から見ていておかしい、だってどっちもどっちなんだもの 笑)。

2020/02/22

しばこ

ナオコーラさんのエッセイ読むのは2冊目。 フラットで、意見をきちんと持っていることがよく伺える。自分と共通する考えも、なるほどなと思える部分も、それはどうかなと思うところももちろんあって、一つ一つが短く読みやすいとあって、楽しくよみおえました。

2020/03/20

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