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僕はロボットごしの君に恋をする (河出文庫)

僕はロボットごしの君に恋をする (河出文庫)

僕はロボットごしの君に恋をする (河出文庫)

作家
山田悠介
出版社
河出書房新社
発売日
2020-04-24
ISBN
9784309417424
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僕はロボットごしの君に恋をする (河出文庫) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆20054【僕はロボットごしの君に恋をする (山田悠介さん)】AIロボット研究開発を極秘で進めてきた近未来日本。見た目がまるで人間というAIタイプのロボットですが、AIの性能に弱点があることから、AI補助としてオペレーターが遠離操作する方法と合わせることで運用が始まりました。ロボットとオペレーターをひと組とし、所定の場所での警備を...な〜んていう始まりです。娯楽作品として面白かったです。まあ、ちょっとベタな話ですけどね。ドラマ化してもよさげ〜。内容的には小学高学年,中学生でも楽しめそうです。

2020/05/08

ベイマックス

登場人物も少なく、すいすいと読めてしまった。読み進んでいると展開が予想でき、そのような結末になっていく。なんだか、深くなかった。深いってなんだって言われると困るけど、心理描写の奥行き感かな。時間の流も早いし、リズムよく読めるんだけど、表層的だったな。

2021/10/09

★グラスハート★

2.5 相変わらず読みやすい文章を書いてくれる。ある程度、予想が出来る展開で進み「あーそういうオチか…」と。個人的にはここで終わった方がビックリ度が高く良かったと思うけど、文庫オリジナルの3年後ストーリー「それから」でキレイにしちゃった。

2021/07/30

ちゃとら

【友本】3度目の東京オリンピックでテロ予告。AIロボットを扱い警備をする健は、幼馴染の友達の妹が勤務するスポーツメーカーを特別警備。彼女に好意を寄せていた建はロボットの目を通して咲を見てロボットの口を通して会話をする。テロの犯人は、やはりそこか❗️と思ったが、この時代には戦場や、危険な警備、肉体労働的なものはほぼロボットが補っている事。AI に感情を持たせることは禁止されている事など、後、数十年後にはあり得る話かもしれないな〜と軽く楽しめた本でした。

2024/06/28

dr2006

ライトな読み口だが主題は「人間とは?」である。舞台は3度目の東京オリンピックが開かれる近未来。労働力不足解消の為、政府はより高度な人型アンドロイドを研究しており、最早外見は人と見分けがつかない。主人公健は警備員型アンドロイドのオペレーターである。健は、アンドロイドの会話をウラで操作し、秘かに想いを寄せる幼馴染の咲にアプローチするが…。時に人は不合理的な方法を選ぶ。それは欲望と感情があるからだ。アンドロイドにとって処理に困るエラーこそ人の心である。文庫限定3年後の後日譚も読み所。AI研究の一端を知る。

2022/01/12

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