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居酒屋道楽 (河出文庫 お 36-2)

居酒屋道楽 (河出文庫 お 36-2)

居酒屋道楽 (河出文庫 お 36-2)

作家
太田和彦
出版社
河出書房新社
発売日
2020-05-07
ISBN
9784309417486
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居酒屋道楽 (河出文庫 お 36-2) / 感想・レビュー

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のぶ

太田和彦さんの居酒屋探訪記。昔出ていたものの復刊なので、時代はかなり古く、20年以上前のものも収録されている。太田さんのエッセイには珍しく、一つの章がかなり長め。内容は居酒屋の話にとどまらず、映画や文学、その土地の歴史にも触れられているので、読み通しても飽きることはない。自分は太田さんの本を20冊以上読んでいるが、昔から酒に対してのこだわりや作法が、現在と比べても全く変わっていないことに驚く。多くの居酒屋が紹介されているが、閉店している店も多く、時代の移ろいを感じさせた。

2020/09/11

bura

太田和彦氏の真髄を楽しめる一冊。ニッポン居酒屋放浪記シリーズで味わった日本各地の酒と肴と人との出逢いの楽しさを再び満喫出来た。「隅田川に沿って東京の居酒屋を歩く」の章では隅田川沿いにある古く由緒ある居酒屋を飲み歩くという素敵な企画。更に浦安で山本周五郎を追いかけて飲み歩き、椎名誠と小岩の浅草バーで飲み、「克美荘」の跡地を探索したりと、各章で活き活きと飲み歩く太田氏が羨ましいコロナ禍の今日この頃。自分も居酒屋を渡り歩いて「ツィー」と飲りたくなるなあ。

2020/10/11

DEE

新刊かと思ったらかなり古いものの再文庫化だった。太田さんもまだまだ若い。 椎名誠との絡みが面白かった。

2020/11/27

ウチ●

酒飲みはとにかく何かしら理由を見つけては飲むわけである。中でもシンパシーを禁じえなかったのが文学散歩を絡ませた居酒屋探訪。独りで見知らぬ街のカウンターに留まるも良し。通じた仲間と文豪縁の地で語り合うも善き哉。確かな仕事に心中頷く...太田先生、「超・居酒屋入門」で開眼した私も此処まで来ましたよ!(目下、定期的に文学散歩+居酒屋探訪続行中)

2024/08/13

なお

テレビで太田さんを見る機会が何度かあり、のんびりした雰囲気の方で本も読んでみたくなった。本でものほほんとした人柄が表れていて居酒屋めぐりを楽しく読めた。お店をよく知っているなと思っていたが、一日に7件とかはしごするからたくさん行っているのかと納得した。歴史ある居酒屋の話は面白くて行ってみたくなる。

2021/03/02

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