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信玄忍法帖: 山田風太郎傑作選 忍法篇 (河出文庫)

信玄忍法帖: 山田風太郎傑作選 忍法篇 (河出文庫)

信玄忍法帖: 山田風太郎傑作選 忍法篇 (河出文庫)

作家
山田風太郎
出版社
河出書房新社
発売日
2021-03-05
ISBN
9784309418032
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信玄忍法帖: 山田風太郎傑作選 忍法篇 (河出文庫) / 感想・レビュー

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ポルコ

まだ読んでなかった忍法帖シリーズ。信玄側、山本勘助率いる真田、猿飛、霧隠VS徳川側、服部半蔵率いる伊賀忍者の面々の連作対決小説。とにかくエロに奇想に何でもありの忍法合戦が楽しい。

2022/09/12

コチ吉

戦国武将が影武者を使ったことは広く知られているが、信玄は特に有名だろう。それにしても次々と繰り出される忍法の奇想天外さには笑ったり戦慄を覚えたりと、飽きるところを知らない。それでいてキチンと史実の流れからははみ出すことがない。そしてエロではあるがグロではない。

2022/10/20

二笑亭

武田信玄は死んだのか?──真相を探る家康の放った伊賀者。迎え撃つ軍師・山本勘介と真田昌幸、その配下の猿飛・霧隠。異能異形の忍術はいつも通り登場するも、情報戦・諜報戦に重きが置かれ、他の忍法帖とはやや味わいが違う。味方側の視点が勘介、昌幸、忍者二人、武田勝頼に分散しているため、誰を追えば良いのかやや困惑してしまった。が武田勝頼の偉大な父・信玄への劣等感、勘介への不信の筆致が凄まじい。ジョジョのような忍法「時よどみ」、六字花麿の周辺描写は時代を先取りし過ぎていて楽しかった。

2022/04/25

糸くず

エログロ超能力バトルロイヤル。少年漫画の王道を行くような手に汗握る展開と奇想天外なキャラクターたちの大集合で抜群の面白さ。とはいえ、無情で沈鬱な最終章の味わいは滅びの予感が満ちていて苦い。

2021/05/14

勝也成瀬

この「信玄忍法帖」は以前に読んだことがある。かなり前だったので、久しぶりに読んだ。ラストは以前読んだ記憶と違っていた。読み始めてみると以前のようにぐいぐい読めた。また忍法帖シリーズは読んでみようかなとも思った。

2023/01/30

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