少年たちの終わらない夜 (河出文庫)
少年たちの終わらない夜 (河出文庫) / 感想・レビュー
あい
いけすかないハイティーンの男の子たちのお話。小洒落た文章は好きだけど、こんな青春を送りたかったけど送れなかったので嫉妬してしまう。輝いている感じではなくて、でもそれにも嫉妬。10代でクラブ行ったり居酒屋行ったりバー行ったりって、時代を感じる。
2024/07/13
みけねこ
本書は、1989年に発刊され人気となった作品。その後入手困難本となったようだが、このたび河出のフェアにて復刊。二十歳を前にした若者たちの短編集。「もうすぐハタチ」というあのリミット感。自分がこの物語の中の彼らと同じ年の頃に何を思っていたのか思い出せないし、思い出せたとしてもあまりにあやふやなものになるだろうと思う。例えば19歳の私がこれを読んだら何を感じたのだろうか。今、この物語の彼らと同じ年の頃の人たちの感想を聞いてみたいと思った。
2021/11/01
夜舟
派手で、無骨で、自由で。少なくともわたしはこんな10代を過ごしていないから共感はできないけど、大人になる手前のあの時期の、尊さと儚さが、大人になったからこそ刺さる。
2024/11/18
紅
声優の斉藤壮馬さんが選んだ1冊、という事で購入。バブル期?の景気の良い話でなにものにもなれず悩んでいる話が多くて飲酒描写もあるので20代の話?と思ったら18歳!そんな悲観する事ないのに!と思いながら読んでいた。
2024/08/28
ako
私には19歳の彼らが眩しい。なんでも挑戦できるし未来の選択肢が沢山ある。大人になると躊躇してなかなか一歩が踏み出せないなぁ。。
2023/05/12
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