鉄腕アトム 初単行本版 3: 初単行本版 (河出文庫 て 3-6)
鉄腕アトム 初単行本版 3: 初単行本版 (河出文庫 て 3-6) / 感想・レビュー
canacona
アトム全3巻。原作はたったこれだけだったのね。そういえば、アニメで見かけるウランちゃんは漫画には出てこなかったな。強くて優しくて幾度も人類を救ってるアトムなのに、毒入り水道を止めたりしたときは、事情を知らない人間達は手のひらを返したようにロボットを責めたりする。こういう人間の身勝手さが悲しいな。単なるヒーローものじゃなく、いろんなことを考えさせてくれるアトム、面白かったです。
2022/11/22
のんたろう
有名な鉄腕アトム、初めて漫画を読んだ。手塚治虫は単行本発行の度に手を入れたそうで、幾通りかのアトムがあるそう。こちらは1957年刊行のアトム初の単行本の復刻版で、巻末の解説も楽しい。解説に引かれた小松左京の言葉に、ロボットに感情を持たせ、機械仕掛けの人造人間から“心の優しい愛すべきもの”という概念に変えた功績は大きい、とあるが、アトムが悩む姿はまさに人そのもの。超人でないところが人気の秘密かもしれない。文庫版なので、老眼にはちょっとつらい。
2023/05/08
Tatsuo Ohtaka
①に同じ。
2023/04/19
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