完本 チャンバラ時代劇講座 1 (河出文庫)
完本 チャンバラ時代劇講座 1 (河出文庫) / 感想・レビュー
ヨーイチ
2も有るので、例によってコメントはそちらを読了後とする。相変わらずの博覧強記と独特の論旨を堪能。好きな分野なので楽しい。忠臣蔵と勧進帳の話は歌舞伎好きな若い衆は読まない方がいいかも、歌舞伎の解説本とはかけ離れた内容で混乱必至(笑)
2023/06/10
hasegawa noboru
チャンバラ映画とはなにか?(第一講)から始まって話題は縦横無尽にあっちへいき、こっちへいきの橋本節。1986年刊行本の文庫化というから、見落としていた。どこまでも幅広いから浅いかと言うと深い。こんな才能の人今見渡していない。丹下左膳やら畑本退屈男やら(第二講これが通俗だ!)を論じて文庫本200頁弱!忠臣蔵の史実と46年後の江戸の『仮名手本忠臣蔵』と明治に入っての『実録忠臣蔵』と昭和3年の大佛次郎『赤穂浪士』とそのTVドラマ版、昭和39年『赤穂浪士』(脚三本・村上元三)との比較研究というか大忠臣蔵論。第三講
2023/02/12
Mc6ρ助
『・・”時代劇”が・・が着物を着た”現代劇”である・・(p113)』時代小説は着物を着た現代小説なのであった。博学多識なお殿様・・を前になすすべもなく次巻へ!
2023/06/13
to boy
チャンバラ時代劇」についていろいろと考察しているけれど、橋本さんの文章ってくどくてしつこくて私には合わない。でも、時代劇がどうして明治になって生まれたのか、その後昭和にかけてどういう風に変遷していったのか詳しく書かれていてな~るほどと思った。子供の頃、棒を腰に刺してチャンバラごっこをやっていた世代なのでちょっと共感する部分もあった。丹下作善、鞍馬天狗、旗本退屈男などナウかしい名前が出てきました。
2023/01/25
耳クソ
この本は、きっと世界を変えた。
2024/09/22
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