高橋和巳コレクション 1 (河出文庫 た 13-1)
高橋和巳コレクション 1 (河出文庫 た 13-1) / 感想・レビュー
勝浩1958
この主人公のようなインテリが日本の官僚の中にもいるような気がしました。ゆるぎない自信は諸刃の剣だと思います。被害者といえる二人の女性をもっと描いてほしかった。
2017/12/10
六兵衛
約25年ぶりに再読。面白く読めたが、名作・傑作とはとても言えない。小説を構成する要素が、老いらくの恋愛(性愛)、兄弟間の相克、アカデミズム内の人間関係(師弟、ライバル)、知識人と国家、と多すぎてどれも消化不足気味。主人公もとても55歳の成熟した大人とは言えず興ざめ。執筆時20代だった作者がそのまま投影されているのだろうか。その点では、主人公の若かりし頃の苦悩は、作者が想像しやすいところであったろう故に説得力を持つものであった。松本侑子氏の巻末エッセイは良質。
2014/05/25
旅籠屋
私の中学の恩師の自宅には高橋 和巳全集がありました。
2013/01/09
shiaruvy
コメント予定 [1996.05.02 初版]
イスカ
2010年に読んだはず。思い出したらあとで追加。
感想・レビューをもっと見る