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路上 (河出文庫 505A)

路上 (河出文庫 505A)

路上 (河出文庫 505A)

作家
ジャック・ケルアック
福田実
出版社
河出書房新社
発売日
1983-02-04
ISBN
9784309460062
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路上 (河出文庫 505A) / 感想・レビュー

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James Hayashi

東山彰良氏が絶賛した作品。ただし彼のお気に入りは新訳(オンザロード)の方らしい。カウンターカルチャー、ヒッピーのバイブルとも呼ばれる本書。麻薬、セックス、危険なドライブありなロードノーベルであり、青春小説であるが、グダグダであり青年の持つ爽快感を感じられない。旅先の旅情なようなものはメキシコでしか感じられなかった。

2018/01/28

あっきー

✴3 10年間積読本キャンペーン17冊目、ルンペンがサンフランシスコからニューヨークを車でブッ飛ばす、ヒッチハイクで意味もなく東、西海岸を行ったり来たり、万引き、ナンパ、知り合いの家に転がり込んで乱チキ騒ぎをして居づらくなったら次に移るの繰りかえし、当時はこんなのが文章になるなんて考えられない衝撃だったからかビートジェネレーションの聖書になった、が、今となっては古きよき時代だったの印象だけだ

2020/10/30

NAO

スピード狂、女好き、支離滅裂。ディーンの凄まじいばかりの行動力は、周囲の者たちを圧倒し、魅了する。友人たちは、ディーンに振り回されながらも、振り回されることに喜びを感じ、高揚し、青春を謳歌している。ディーンは物質文明下のアメリカで悩み、苦しみながらも抵抗する若者たちの象徴として描かれているが、彼らが現在においては楽天的でありながら、未来に関してはいくばくかの不安を感じているようなのが気になった。結局このままではいられないという自分たちの限界を知ってしまっているようで。

2015/07/01

key

これも好きだったなぁ。50'sアメリカ。ビート文学。アンダーグラウンド。ドラッグ。ヒッピー。サイケデリック。今からは考えにくいほどの自由を追い求める力に、ひたすら憧れる。全ては自分たちのために存在していると信じて疑わないが、その先にある未来にある小さな影に気付き、少しずつ目を背けられなくなっていく。全てが楽天的ではない若者の不安と葛藤が、実体験から描かれているために心に響く。大学生くらいに読めてよかった本。

2014/05/08

ペンギン

昔からつるんでいる友人に、ディーン・モリアーティ(ニール・キャサディー)の面影がほんの少し見えて読みながら笑った。読みはじめから面白かったけどなんせ長い、何度か挫折しかけて放り出そうかと思った。でもその度に再度物語に引き込まれる何かがあり最後はあっという間だった。いやーディーン…ブッ飛んでる。

2011/02/28

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