アメリカン・ビート 1 (河出文庫 535B American Column)
アメリカン・ビート 1 (河出文庫 535B American Column) / 感想・レビュー
KAZOO
先日、沢木耕太郎さんの「彼らの流儀」を読んで、同じようなイメージを抱いたので、なつかしく手に取りました。この本は出版された当時に評判となったコラム集です。普通の人や有名人(シナトラ・ジュニア、ニクソン、ビートルズ)やご自分のことなどをうまく読ませてくれます。まるで小さなドラマを見ているような感じがします。第2集も読みなおします。
2023/04/30
ジョニジョニ
60〜70年代のアメリカンコラム。特に大統領失脚の6年後、孤独なニクソンと二人で話すシーンが印象的でした。ごく普通の老人らしい雑談もするけれど、「感情なんてやっかいなものを持ってたら、とてもこれまでやってこれなかっただろうな」と話し、ベトナムからの撤退を決めた大統領就任当時の演説中、十代の女の子に「人殺し」とツバを吐きかけられた時、「あれはきつかった」と言う。今、アフガニスタンからの撤退を進めるバイデンさんと重なって見える。やっぱりひどいこと言われてたりするんだろうな。
2021/08/29
うぱこ
“コラムニスト”なんてうさんくさー、と思ってたけど案外ステキな人かもしれないですね。
2011/07/29
h k
山際淳司や沢木耕太郎の著作が好きで、近い雰囲気を感じて購入。 後で調べてみたら、筆者と沢木さんは同学年、山際さんは一つ下だった。 彼らから共通して受ける印象としては、青春の60年代を心のどこかにしまい続け、特別な想いを持って回想していることと、派手な成功者ではなく、挫折した者や盛りを過ぎてしまった人、名もない平凡な人を取り上げているということがある。 70~80年代日本の文化にはアメリカへの憧憬のようなものも感じるが、このボブ・グリーンは彼らにとっては憧れだったのか、同時代の仲間だったのか。
2021/08/21
デシベル
さらさら読めてしまった。
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