宗教とアウトサイダー 上 (河出文庫 ウ 2-4 COLIN WILSON COLLECTION)
宗教とアウトサイダー 上 (河出文庫 ウ 2-4 COLIN WILSON COLLECTION) / 感想・レビュー
白義
アウトサイダーの正式な続編。ウィルソンの自伝的部分と合わせ、よりアウトサイダーという人間に対し、歴史から見た概観、内側に踏み込んだ分析がなされている。アウトサイダーとは現代の文明や日常に対して徹底的に違和感や疎外感を覚える存在であり、それ自体が文明の衰退のシグナルとも言える存在だ。そしてだからこそ内側への創造を成し遂げ、文明を引っ張るイノベイターにもなりうる。ランボーやリルケの批評も面白いが、シュペングラー論がかなりの力作。アウトサイダーを読んだらこっちも必ず読むべし
2012/07/31
Gen Kato
作者の小自伝も序についた『アウトサイダー』続編。リルケとランボーでまずお腹いっぱいに。
2016/11/01
丰
Y-10
2001/09/04
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