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シャーロック・ホームズの冒険 (河出文庫 ト 10-3 シャーロック・ホームズ全集 3)

シャーロック・ホームズの冒険 (河出文庫 ト 10-3 シャーロック・ホームズ全集 3)

シャーロック・ホームズの冒険 (河出文庫 ト 10-3 シャーロック・ホームズ全集 3)

作家
アーサー・コナン・ドイル
Arthur Conan Doyle
Richard Lancelyn Green
小林司
東山あかね
出版社
河出書房新社
発売日
2014-03-06
ISBN
9784309466132
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シャーロック・ホームズの冒険 (河出文庫 ト 10-3 シャーロック・ホームズ全集 3) / 感想・レビュー

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南北

久しぶりに読んでみたが、忘れている話も多かった。訳は読みやすく、注釈が詳細で、イラストも当時のものが掲載されていて好感が持てた。19世紀のイギリスらしくインド帰りのイギリス人が登場したり、アメリカに対する違和感のようなものが感じられたのはよかった。また、解説でコナン・ドイルの生い立ちが作品に影響を与えているとの指摘を読めたのは収穫だった。

2020/10/09

kagetrasama-aoi(葵・橘)

シャーロック・ホームズ全集③十二編が収録された短編集。随分と久しぶりのホームズ譚の読み返しですが、有名な話が多くてかなり覚えていました。中でも「赤毛組合」「まだらの紐」は名作中の名作、時を越えて楽しめました。この河出書房版は訳註が充実していて、当時の時代背景が良くわかります。原稿の書かれた時期、場所まで解説されているのは、凄いな、と思います。そして最後に必ず『原稿の現在の所在は不明である。』と書かれてます。自筆原稿は失われているんですね。果たして所在が確認出来ている原稿が存在するのか?も興味津々です。

2021/01/08

Koning

ということで、たぶん一番知られた物語が収まった短編集。Bantamのホームズ全集と付き合わせつつ読んでたのでえらく時間がかかってしまった。そろそろこの訳も気にならなくなってきた気はします(何。

2016/12/17

SAT(M)

人生とは退屈なものであり、その退屈からの救いが”面白い”事件なのだ、という人生観を持つホームズ。時に地面にはいつくばって、時に変装をして張り込んで、寝食を惜しんで事件の調査をしているにも拘らず、”熱血漢”のイメージを感じないのは彼の背後にあるのが道義的な”正義感”ではないがゆえ。そんなホームズが、イヤミを言ったり、激昂したり等、血の通った人間的な行動に出るシーンが極まれにあり、読者としてはそこにぐっと親近感を感じます。この読者との距離感がホームズの魅力なのでしょうね。

2017/03/27

たち

シャーロック・ホームズと云えば、これでしょ!ってほど有名な話の短編集で、私も2、3作は読んだ事があるものでした。ですが、初めて読んだように面白かったです。特に、ホームズの変装の巧みさには、大変驚かされました!

2016/03/28

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