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ベンヤミン メディア・芸術論集 (河出文庫)

ベンヤミン メディア・芸術論集 (河出文庫)

ベンヤミン メディア・芸術論集 (河出文庫)

作家
ヴァルター・ベンヤミン
山口裕之
出版社
河出書房新社
発売日
2021-11-05
ISBN
9784309467474
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ベンヤミン メディア・芸術論集 (河出文庫) / 感想・レビュー

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袖崎いたる

ベンヤミン重要なこと言ってるんだけど、文の生理がいまいち合わないのよな。

2022/03/05

ぷほは

新訳で読むと旧訳とは異なる論点やニュアンスの幅が広がる。特に「複製技術」論文の第2稿と「経験と貧困」でチャップリンと同時にミッキーマウスにも触れられているのを忘れていた。ロシア映画だけでなくアニメーションのトーキーにも関心を寄せていたという事実は興味深い。自然と経験が一致する場所が大衆の夢であり、そこにトーキー・アニメーションというアメリカ資本主義の権化が指示される。改稿で削除されたのは勿体ないと思う一方、やはりまだどう位置づけたものか迷っている様子もうかがえる。非経験とは考えていない点をどう考えるか。

2023/06/02

その他

複製芸術論をはじめ、写真論、演劇論を続けて読めたのでベンヤミンが繰り返し言及している“オーラ”に関する意図が分かりやすいかった。 鑑賞者の集中力や、作品の持つ拘束力についても語られているところが面白く、複製芸術の人というイメージから、美術の持つ儀式的なエネルギーの人というイメージに変わった。

2023/05/22

十文字

複製芸術論の第二稿を収録。最終稿である第三稿との違いを気付けなかったのだけど、解説を読むと、たしかにその通りだと思った。

2023/05/02

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