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世界怪談名作集 信号手・貸家ほか五篇: 信号手ほか (河出文庫 お 2-2)

世界怪談名作集 信号手・貸家ほか五篇: 信号手ほか (河出文庫 お 2-2)

世界怪談名作集 信号手・貸家ほか五篇: 信号手ほか (河出文庫 お 2-2)

作家
岡本綺堂
出版社
河出書房新社
発売日
2022-12-01
ISBN
9784309467696
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世界怪談名作集 信号手・貸家ほか五篇: 信号手ほか (河出文庫 お 2-2) / 感想・レビュー

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翠埜もぐら

別の方の訳でほぼ既読の小説ばかりでしたが、なんせ翻訳があの岡本綺堂様。これは手に入れなくて何とする。と言う訳で楽しみました。改めて岡本綺堂氏の文体はとても品が良いのだなと思った次第で。そして古さを感じない。解説の木村敦氏は綺堂氏よりだいぶ年が若いはずなのに、解説の文体の方が古めかしさを感じてしまいました。そしてディケンズの「信号手」は他のアンソロジーにも良く入っていますが、なぜそんなに好まれるのか不思議でした。でも今作はとても読み易くわかりやすく、その不気味さ、切なさが良く判って納得しました。

2023/02/27

Ribes triste

岡本綺堂翻訳の名調子を楽しむ怪談集。選び出された短編も名作ぞろいです。はじめて読んだのは小学生の頃でした。再び手にとって読めたのが嬉しい。

2023/01/25

qoop

岡本綺堂の編訳ということで、なるほど綺堂の怪奇短編を思わせる読み心地を得たような印象。文章だけでなく、綺堂への海外文学の影響のほどを知るような好企画と感じた。そうした視点で改めて〈スペードの女王〉〈信号手〉などを読むと、新鮮というか腑に落ちる感覚も得た。

2023/04/09

春風

岡本綺堂の手による編訳『世界怪談名作集 上』の改題復刊。Ghost storyにとどまらず、「奇談」のような作品も織り交ぜて編まれており、綺堂のアンソロジストとしての手並みも堪能できる。綺堂の訳述は平仮名が多い。現代の翻訳家に比べても遥かに漢字が少ないので、出版当時においてはなお漢字の少なさが目立ったのではないか。漢字が少ないというのは一見リーダビリティが高いが、当時とは語法が変わっているものも多く、小説への没入感には欠けるものがあった。この文体が読者に共鳴するか否かが、本書を楽しめるかの鍵か。

2022/12/16

ベック

 岡本綺堂の翻訳による世界名作怪談なのだが、バラエティーに富んだラインナップで楽しめる。厳密にいうと怪談?て話もあるが、おおらかで定番的な話が多く、落ち着いて読める。

2024/01/24

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