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決定版 第二の性 II 体験(上) (河出文庫 ホ 7-2)

決定版 第二の性 II 体験(上) (河出文庫 ホ 7-2)

決定版 第二の性 II 体験(上) (河出文庫 ホ 7-2)

作家
シモーヌ・ド・ボーヴォワール
『第二の性』を原文で読み直す会
出版社
河出書房新社
発売日
2023-04-06
ISBN
9784309467801
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決定版 第二の性 II 体験(上) (河出文庫 ホ 7-2) / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

女性の成長段階に応じた行動や心理が詳説されるが、流石に70年も前となると、文化の差を感じる点も多い。私の子供時代と比べてさえ、個人差があるかな…と思える話が多いが、先輩方が切り拓いてくれたからなのだと実感する。一方で、本巻では性愛についても取り上げられており、普遍的かまでは判断できないものの、今なお通ずるのは間違いない。スタンダールの『赤と黒』が読みたくなった。以下自分用覚書。 ●(P174)男を挑発して喜ぶが、男に欲望が起こったとみると、嫌悪感もあらわに身を引く。男の欲望は侮辱でもあり賞賛でもある。

2023/07/28

chacha子

様々な条件下において、女性がどのような心理状態になるのかを克明に書いた哲学書。精神分析的な側面も多分にある。

2023/12/05

right27

あんまり本題じゃないけど家事の描写(の引用)が愉快で好きだった。「蛇口よ、汝はピカピカになるであろう」(『大地と休息の無双』)100年前の本なのに書かれていることに共感できすぎるのが切ない。(時代が違ったんだね、となる部分が思ってたより少ない)

2024/09/08

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