マスードの戦い (河出文庫 な 8-1)
マスードの戦い (河出文庫 な 8-1) / 感想・レビュー
CHRONO
現在のアフガニスタンで反タリバンの指導者として戦うアフマド・マスードの父の物語。79~91年までソ連と戦い続け、共産主義を追い出したのち、2001年に48歳で暗殺される。多くの民族が暮らすため国としてのまとまりに欠けるアフガンを自らの影響力下におこうと、周辺国や超大国が手を伸ばしてくる。そんな外国勢力を拒否し、多くの民族、部族指導者をまとめて「アフガン人」として戦った。パンジシールの獅子。無茶苦茶カッコイイ。指導者とはこうあるべきという見本のような、真のカリスマと呼べる人。絶版で入手困難。再販希望です。
2021/09/06
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