性愛論 対話篇 (河出文庫 う 3-3)
性愛論 対話篇 (河出文庫 う 3-3) / 感想・レビュー
袖崎いたる
上野千鶴子さん、書き手としてあまり興味を持てないな。書いてあることに心が動かされない。女を抑圧する男カルチャーを指弾する論姿は勇ましいが。掲載されている近影がお立ち台にのぼって踊っていてもおかしくないイケイケな風貌でよかった。というのも性愛を肯定している思想家感が出ていたので。
2022/10/16
Gen Kato
性とは、女とは、そして性愛とは、さまざまな切り口で語られる対談集。圧巻は森崎和江との対話。巻末の上野千鶴子自身による『性愛論』も素晴らしく刺激的。恋愛はその自分勝手さにおいて犯罪、とりわけ理由なき殺人と似ている(秋山駿)とか…
2015/03/14
ぺんたこら
読み物として面白かった。木村さんにもっと喋って欲しかった!☆間違って押しました…
2009/11/13
sansirou
ちょっと古くて、HANAKO族なんて言葉が出てきたりするけれど、楽しく読めた。も上野千鶴子と言えば、っと強烈な人かと思っていたけど、読んだ感じはいい印象だった。
2015/11/20
高円寺
初出は1991年。上野千鶴子と六人の知識人による対談と、上野千鶴子による書き下ろし論考「メタ・ディスクール=性愛論」が収められている対談集です。知識人と対談のタイトルはそれぞれ、田中優子「遊女と地女――江戸の性愛考」、梅棹忠夫「女と文明――女性と家族の地殻変動論」、木村敏「性の境界領域へ――現代の病理とナルシシズム」、石川好「男を捨てよう――日本の女と男はどこへ行くのか」、植島啓司「性愛のディスクール――受動性の快楽の行方」、森崎和江「見果てぬ夢――対幻想をめぐって」。
2015/02/27
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