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ミカドの国の記号論 (河出文庫 い 7-2)

ミカドの国の記号論 (河出文庫 い 7-2)

ミカドの国の記号論 (河出文庫 い 7-2)

作家
猪瀬直樹
出版社
河出書房新社
発売日
1996-03-01
ISBN
9784309472928
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ミカドの国の記号論 (河出文庫 い 7-2) / 感想・レビュー

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なんと

96/03/04

2015/12/23

さるぼぼキング

日々の習俗や地域社会の決まりごとのような、民俗的な習慣や伝統文化に何らかの形で関係していると思い込んでいるモノの中には、意外とそんな高邁な文化論とは全く関係無しにその場の都合や、特定の利益の為に決まってしまっていることが多いってな話。

2011/08/03

yuji

小説の時代(100程度の四畳半アイテム)が70年三島由紀夫の自決で終わり、ノンフィクションの時代(数万アイテム)が70〜90年の20年で終了した。なるほど私がよく読むのもこの時代の本だ。自分を切り売りした私小説もノンフィクションの一部であるが、今同じことやっても読んでもらえない。猪瀬直樹の視点は数万アイテムの中から通俗という視点で斬新に斬り込む。本書は日本人にとって当たり前、無意識、慣例と言ったものでさえ追及すると曖昧さが露呈する。つくづく日本人はいい加減なものに惑わされている。

2013/08/09

ゆずる

猪瀬氏の短編エッセイ集。肝心の記号論はインタビューで済んでいるけど、相変わらずこの方は「実例・分析」を精緻に重ねて物語化するのがうまい。結論ではなく「結論がほだされる過程を楽しむ」のが、猪瀬氏の本の楽しみ方かなとわかりはじめた今日この頃です。

2013/04/01

のんき

1996.3.4初版発行 解説:小島信夫

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