龜ノ頭のスープ (河出文庫 ね 1-1)
龜ノ頭のスープ (河出文庫 ね 1-1) / 感想・レビュー
yom
妄想という力を信じ切った物語。宇宙人がいるかいないかより、宇宙人という概念がある事がすべて。そこから人間の妄想は飛躍しうる。
2022/12/16
ガンジス川沐浴子
下品の極致。 やはりミクロの精子圏はすごい。 昔読んだ時は 不幸な星の下の人は遺伝子に問題があるから精子の中に入ってDNAを書きかえて直す っていう発想に感動したんだけど、 今回は根本敬の文章を色々読んでから漫画を読んだので、取材の結果が活かされているなあ と感心した。 原子が刑務所 原子核が囚人 電子が看守 という説明は科学者もびっくりだと思う(笑)
2018/03/23
caniTSUYO
(再読)『タケオの世界』に続く精子三部作の代表作『ミクロの精子圏』を収録。一家の不運を断ち切る為、一家の主、村田藤吉は奮起する!人生に抗う為に闘い続けるのだ!そして旅立つのだ!息子の精子に!そんなサイバーパンクな物語。エグい描写やイイ顔親父から紡ぎ出されるのは進化論〜デカルトの方法序説まで内包する生命の神秘を語った壮大なミクロコスモス世界です。マガハ版は甘いラストだったが、この河出書房版は闘い続ける『でも、やるんだよ』なラスト!作中の原子を刑務所、原子核を囚人、電子を看守という原子のたとえが好き
2011/06/03
peeping hole
今年読んだすべての漫画の中でベスト。石野卓球と呉智英が褒めてるの面白い。
2020/09/16
貴羽るき
ひょんなことから読むことになったのですが、コマが狂気的な感じに埋められていて読んでいてかなりしんどかったです。「ミクロの精子圏」はものすごいスペクタクル物語で、孫の子宮になって人類の神秘を感じるってところがすごい。でももう二度と読まないと思う。
2018/07/06
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