発禁本・秘本・珍本--城市郎コレクション (河出i文庫 し 2-4)
発禁本・秘本・珍本--城市郎コレクション (河出i文庫 し 2-4) / 感想・レビュー
ゆかるりら
長らく読みたい本リストに入っていた本書。城市郎氏の名前は初めて知ったが、発禁本界隈では有名な方なんですね。昔の本が多く、多少読みにくい所が多々あったがとても興味深く読了。エロい部分はホットパートと表記されてたのが逆に斬新で!いつの時代もこういう本はあったんだなぁ。
2022/03/02
MIRACLE
発禁本の収集家である筆者が、猥褻関係の発禁本について、書名と内容の一部を12章に分けて、紹介した本(解説は鈴木敏文)。昭和43年刊行の『悪書のすすめ』(山王書房)が底本。ところどころに、入っている筆者のコメントが、面白い。しかし、『発禁本』にくらべ、本書の内容が猥褻関係に偏りすぎているのが、残念だった(正直、面白くない)。
2013/04/08
橘 劫
米寿を超えられてもなお、秘本の抄録に情熱を燃やす城市郎氏の蔵書の紹介本。内容もまた、文学論としての評価も高い。これほどの本を900円ほどで買えることがまさに稀有な存在である。このような年の召し方を送りたいと思っている。
2010/02/17
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