小池真理子短篇セレクション 2 官能篇
小池真理子短篇セレクション 2 官能篇 / 感想・レビュー
もりくに
70代半ばで、遅読「自慢」ときては、初見の作家などにはとても慎重になる。せめて、私の愛するヤクルトスワローズの今年の勝率(3割4分1厘 最下位)くらいは挙げたい。結果、「当たり!」。ダメージをできるだけ小さくするために(?)短編集を選択。この本は「官能篇」、「エロス篇」ではない。小説を書き出した三十歳頃の小池さんに森瑤子さんは「もう少しエロティックであってほしい」と助言。それから時間をおいて書かれたのが本書の「官能」性溢れる小説群。生身の男女を生々しく露骨に描くことが「官能」と誤解していたと小池さん。
2020/12/27
オレンジ。
魔性の女に操られた男の先行きは?官能編とあるが、そうでもない。
2015/06/03
こっこ
小池真理子さん、好きだ。
2016/06/28
サワコ
「ひぐらし荘の女主人」「花ざかりの家」「彼なりの美学」の3作品収載。彼なりの~はどこかで読んだことがありました。日常に潜む狂気と官能を美しく品よくまとめていらっしゃいます。さすがは小池真理子さん♪な作品集です。
2016/05/03
harururu
3
2004/12/20
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