パンセ 2: 橋本治雑文集成
パンセ 2: 橋本治雑文集成 / 感想・レビュー
amanon
本書が出て早三十年以上。その間に若者を巡る事情もだいぶ変わったな…と思うことしきり(もちろん、変わらない要素もあるが)。その一方で、「若者たちよ!」と冠しているにも関わらず、その内容の幅の広さというか雑多さに驚かされる。そして、その中である時は若者を諦観し、またある時は挑発し、あるいは冷笑し…いちいちその語り口に引き込まれる。でも橋本氏の著書あるあるだが、「結局この人何が言いたいんだろう?」と煙に巻かれる気になること数知れず(笑)。氏の物書きとしての特異性は、まだまだ語られるべき要素があり過ぎると痛感。
2022/04/14
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