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怪異の民俗学 5

怪異の民俗学 5

怪異の民俗学 5

作家
小松和彦
折口信夫
出版社
河出書房新社
発売日
2000-12-01
ISBN
9784309613956
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怪異の民俗学 5 / 感想・レビュー

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資料として。面白いことも書いてあったが、難しくて半分以上流し読み。

2020/09/23

とまる

三大妖怪の1つ、天狗。妖怪好きでなくても その姿を簡単に思い浮かべることができるように、彼らと人間の間には長い歴史がある。彼らが畏れられた時代と、迫害された時代。どこから生まれ、なぜ慕われ、どこへ行ったか追うことで権力や民衆が見えてくる。現代でも恐ろしいものや醜いものを「鬼婆」「山姥」と表現する。しかし、そこには山の女神としての恐ろしさと並行して母としての産み出し護る力がはたらいている。狼や山犬にしても、山姥にしても、彼等が人に牙を剥いたのでなく 人が山と人とを対峙させてしまっただけなのではないか。

2012/03/11

ゆこぅ

天狗研究の全体像を俯瞰できる論文集。山姥については歴史を紐解くくらい。天狗と山姥でまとめたのは山の異界つながりなのだろうけど、幽冥仙人界まとめ、山の妖異まとめとしてどこかで総括出てないかな。

2015/01/18

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