勝てる読書 (14歳の世渡り術)
勝てる読書 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー
Aya Murakami
夏目漱石、読んじゃえば?の裏紹介 読書は勝ち負けではなく参加することに意味があると思う…(先日読んだ学習まんが伝記の受け売り)。そのうえで本書はこれから参加すべき未知のジャンルや書籍がたくさん紹介されていたので高評価。 作者さん…、海外の作品もたくさん読んでいる割にはハリウッド映画(2005年の宇宙戦争)には厳しい評価。海外好きならハリウッドものも好きそうなのだが…。
2023/03/12
三柴ゆよし
これはスゴイよ。14歳のための、というよりはむしろ、「永遠の青二才」(@島田雅彦)のための読書ガイド。「本から本へ」という連環性を重視した採択基準は、広大な書物の沃野に旅立んとする青少年たちのコンパスとなることはもちろん、終わらぬ旅程にあって途方に暮れる旅人たちのオアシスにもなりうるだろう。おそらくは現代日本でもっとも「読んでいる」読書家のひとりによる、独(毒)断と偏(変)見に満ちあふれた、愛すべき書物。すばらしい。
2010/12/01
ひお
いやはや何ともさすがというべき読書量・そして記憶力。14歳に向けているけれど内容的には大学生クラスの読解力がないと流し読んで終わりそうな一冊。これだけの作品に目を通しつつ、仕事に勉強に活動的に生きれる時間の使い方がうらやましくてしょうがない。課題図書の押しつけがましさを否定するけれどこれほどたくさんすすめられてはこれまたどれから手をつけたものかと迷って結局読書啓蒙にはならないかもと思いつつ、30過ぎててもちょっち読みたくなるような本がいくつも紹介されていたので十分ブックガイドとして使いたいですw
2010/07/29
mari
14歳の世渡り術シリーズ。ブックガイドですが、なんだかわかりにくいぞ。これを読める14歳は十分読書好きですね。読書が苦手なんだけど~という人のために書かれたもんではないですな。
2014/08/15
Roy
★★★★+ とても面白いブックガイドでした。押し付けがましくもなく、好きな本を、そしてその繋がりを丁寧に教えてくださいます。丁寧に丁寧に。で、最終的な感想としては、「けっ、うぜー」てな具合にもなりましたが、豊崎さんのご紹介でまた沢山の本に出逢えたと思います。本の繋がりを星座に例えられても14歳には逆に「けっ、うぜー」と見限られてしまう、とも思います。
2009/03/22
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