ちゃんとわかる消費税 (14歳の世渡り術)
ちゃんとわかる消費税 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー
Aya Murakami
ショートショートでひらめく文章教室 裏紹介 なんだか聞いたことがある作者さんだと思ったら大学時代にサークルで読んだ本の作者さんと同じ人でした。 より弱い立場の人のところに税制のゆがみが集中する構図は高校政治経済の教科書や参考書には出てこない。経済は学問の世界であると同時に人の営みということです。消費税が上がっても近所のスーパーの大根の値段は据え置きだから大丈夫…だと思うなよ、という内容でした。
2021/10/14
mazda
消費税の内容については、およそこれまでの知識で理解できるものだった(逆進性、輸出業者への還元、など、不公平極まりない税制であること)。増税論者は「ギリシャみたいになるから増税だ」、などといいますが、これは全くの嘘っぱちで、そもそも国債のほとんどを国内で消費している日本が、どうやって財政破たんできるのか、その方法を教えてほしいものです。未来永劫命が続く国家が、「次の世代にツケを回して何が悪いの?」って、全くその通りです。ツケを回さないように、といって増税してきて、借金が減った試しなんかないのに…。
2014/06/05
Humbaba
知識を持っていれば節税できるという意味で、税はだれにでも平等といえるかもしれない。しかし、それは知らない人は無駄に多額のお金を支払っているということでもある。お金がない人程自分の本業に忙しく、そのような優遇を活用できず、割合的に見て多額のお金を支払うという不平等にさらされている。
2014/06/27
ルル
なんとなく生活している大人は必読かもしれませんね 消費税を人に説明できますか?!
2014/12/17
どら猫さとっち
8%増税が可決されて憤ったとしても仕方ない…とはいえ、消費税がいかに卑劣で残酷なものであるか、本書にはわかりやすく書いている。我々は消費税について、あまりにも知らなさすぎる。そのせいで騙されるのだ。さらに悲しいのは、消費税が原因で、にっちもさっちもいかなくなり、自殺する人もいることだ。これほどの悲劇であるにもかかわらず、マスコミは黙りこみ、大企業社長や政治家は高笑い、それで許せるはずがない。まずは本書から理解することから始めるべきではないか?
2014/03/31
感想・レビューをもっと見る