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わたしの外国語漂流記: 未知なる言葉と格闘した25人の物語 (14歳の世渡り術)

わたしの外国語漂流記: 未知なる言葉と格闘した25人の物語 (14歳の世渡り術)

わたしの外国語漂流記: 未知なる言葉と格闘した25人の物語 (14歳の世渡り術)

作家
松村圭一郎
佐久間 裕美子
丸山ゴンザレス
出版社
河出書房新社
発売日
2020-02-18
ISBN
9784309617213
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わたしの外国語漂流記: 未知なる言葉と格闘した25人の物語 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー

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岡部敬史/おかべたかし

これは編集者のすばらしい仕事。感服。編集者賞があれば年間大賞に推したいくらい。25人もの「こうやって未知なる語学と格闘した」というエピソードですが、人選も幅広いしその物語も多種多様。この人選だけでも大変でしょうが、各原稿がどれも大変読みやすい。大学の先生って原稿、そんなに上手じゃない人も多いんですよ。それをこのレベルまで落とし込んでいったのは並大抵の努力じゃないと思います。この本には記されていない編集者の仕事に最大限の敬意を表します。

2021/06/27

kinkin

スペイン語やロシア語といった比較的メジャーな言葉からプナン語、アムハラ語といった初めて聞いた言語まで25人の外国語をあやつる人たちが言葉について語る。現在映画が世界で一番使われているように思うが使う人口では中国語のほうが多い。一方ではアイスランド語のようなとても小規模な人たちが使う言語がある。さてもし英語以外でなにか一つ多言語を必ず学びなさいと言われたら次便だったら何語にするだろう・・やっぱり「今の所超スローペースで学んでいるロシア語かな。

2022/02/09

yomineko

読み友様に教えて頂いた素晴らしい本✨外国語に真摯に向き合い、時には激しく戦い、大部分は愛でる。私の外国語学習にも力が入ります。余りにも学ぶ言語が多いので大谷翔平💛様にあやかって「22刀流」とし、22ケ国語に絞りたいと思います。奄美・沖縄語が消滅して行くのは絶対に阻止したいです!昔は話したら「方言札」を下げさせられたとこの本にも沖縄の博物館にも書いていました。何て横暴な!方言を舐めてはいけませんよ!貴重な文化です。私はウチナーグチ(沖縄語)を外国語として学んでいます。外国語&方言\(^o^)/

2021/07/29

bianca

科学優先でリベラルアーツは無駄みたいな風潮があるけれど(多分)、この本を読むと現地に滞在し、マイナーな言葉を追求する文化人類学研究者の方たちが羨ましくなる。日本では覚えられない言葉が、その土地に降り立つと、するする頭に入る不思議。外国語を勉強するという事は、ただ単に物事を伝えるツールが増えるだけではなく、その言葉の背景にある文化や生活が徐々に自分の中に浸透し融合すること。自分がじわじわ変わっていくのは本当に面白い。もっともっと学びたい!と思わせてくれる良本です。

2021/11/15

Nobuko Hashimoto

英語をどう習得したかという経験も参考になるが、聞いたことのないような言語に出会って習得した人の話が面白い。そもそもそんな言葉があるなんてとか、現地の言葉の知識がほぼ0でも、そこの人が友好的に受け入れてくれればなんとか一緒に生活できるんだなあとか。こういうのを読むと、やっぱりがむしゃらにその言語の世界に没頭すること、それもある程度の期間をもつことが肝のよう。今その時間を持つのは厳しいから、コツコツやるとしよう。

2024/02/09

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