旅が好きだ! : 21人が見つけた新たな世界への扉 (14歳の世渡り術)
旅が好きだ! : 21人が見つけた新たな世界への扉 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー
Aya Murakami
他館図書館本 学芸員の藤村美里さんの「学芸員は今日も旅に出る」は原田マハさんの作品に出てきそうな話でした。美術品との同行って飛行機ナシ安全運転アリで時間がかかるのですね。コロナが収束して美術館巡りできるようになったら学芸員さんの奮闘記を肝に銘じて貴重な美術品を楽しみたいと思います。 食事はホテルの人に聞くといいのですね、ウチの家族旅行はお恥ずかしいながら行き当たりばったりでした…。
2022/03/20
☆よいこ
YA。「旅」をテーマにしたコラム、エッセイ、マンガエッセイなど。[Ⅰ.私が旅に出る理由]角田光代/益田ミリ/清水浩史/はあちゅう/森百合子/たかのてるこ/松本英子[Ⅱ.想定外こそが旅の楽しみ]高野秀行/山本あり/藤村里美/中島悠里/トナカイフサコ/酒井順子/下川裕治[Ⅲ.こんな旅があった!歴史上の旅人たち]平安貴族/イブン・バットゥータ/イザベラ・バード/夏目漱石[Ⅳ.インターネットを使いこなそう]活用術/プロトラベラー/旅のブックガイド▽過去の旅人の話も面白かった。旅に出たくなる。
2021/11/13
seacalf
旅について価値観や想いがまったく違う人たちが各々好きに語っているのがいい。かたいのもゆるいのも熱いのも飄々としてるのも、ごちゃ混ぜ。旅する動機や楽しさは人それぞれだから、これくらい自由でよい。個人的にお気に入りは高野さんのエピソード。格好わるいからスタートして、物凄く格好良くなるのだ。香日さんの若かりし漱石の江ノ島遠足エピソードも楽しい。そして巻末のおすすめ旅本セレクトが秀逸。既読の半分はとても面白い本だったから、未読の半分もかなり期待できそう。読みたい旅本が増えてほくほくしちゃう。さあ、また旅に出よう!
2020/10/02
ぶんこ
還暦すぎて足腰も弱くなったからこそ、14歳という若い人たちに旅の素晴らしさを伝える本をたくさん読んでもらいたい。読んだ後に「お金を貯めて旅に出るぞ」と思って欲しい。多くの旅好きな著名人が、旅先での失敗談、感動した事を、現地で体験したからこそだというのに共感。映像や文学からも得るものがあるけれど、やっぱり現地でみて、感じてこそがあると教えてくれてます。そして「辛かったら逃げていい、外に出て、自分や日本がみえてくる」にも共感。
2021/08/23
みっこ
読み始めてから《14歳の世渡り術》というサブタイトルがついているのに気がつきました。たしかに学生さんや若い世代にオススメしたい本。私も旅が大好き。清水浩史さんの『イヤな環境に慣れ切ってしまうと、狭い世界に閉じ込められてしまう。でも旅に出ると、自分のいる会社や組織、自分自身がちっぽけな存在であることが再認識できる。』という言葉も、はあちゅうさんの『結局人生は今自分の生きる場所で展開されていき、運命を変えるためには時に苦痛を伴う泥臭い努力をするしかないのだ』という言葉もよくわかります。→コメントへ
2021/09/07
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