嘘と魔法 上 (須賀敦子の本棚 4)
嘘と魔法 上 (須賀敦子の本棚 4) / 感想・レビュー
ヘラジカ
感想は下巻に。コンプレックスで歪んだフランチェスコ、惨めでサディスティックなエドアルド、傲慢で愚直なアンナ。不幸で不愉快な人間ばかり登場するので気分が滅入らないと言えば嘘になる。それでも複雑な感情の奔流を読み続けるうちに、そんな人間臭さが愛しくなってしまう。帯の人物紹介でニコラが「詐欺師」とだけ書かれていたのには笑ってしまった。まあ合ってるんだけど他に説明の仕方があるでしょうと。
2018/12/20
駒子
淡々と語られる、一族の愛の物語。語り口がものすごく好みで、ぐいぐい読ませてくる。エドアルドに対してずっとモラハラ夫じゃん…!!にげてエルサ!!と思っていた。
2019/10/06
アシモ
登場人物の感情が過剰。がんばって下巻へ
2019/08/26
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