完全版 ピーナッツ全集 21: スヌーピー1991~1992
完全版 ピーナッツ全集 21: スヌーピー1991~1992 / 感想・レビュー
keroppi
前巻では、ペギー・ジーンといい感じになっていたチャーリー・ブラウンだが、今巻では、あっさり別れてしまい、やはり赤毛の女の子のことを想ってる。ペギー・ジーンのことを「誰それ?」なんて、薄情だなぁ。また、コマ割りの変化は、この数年前から始まったが、日曜版にも大胆なコマ割りが見られる。画面を大きく使って、葛飾北斎のような波がゴルフ場に現れたり、スヌーピーの親戚友人が大勢ギャラリーに集まってたり。イラストっぽい魅力だ。今巻で気に入ったセリフ「読書っていうのは冒険の一種なんだ…読むのは新しい場所への旅だ…」
2022/02/15
ぐうぐう
1991年から1992年の連載分を収録した全集21巻。帯にある通り、シュルツのまさしく円熟期としての作品を堪能できる。それはコマ割りからでも明らかだ。4コマがベースだったものが、3コマや2コマ、あるいは5コマにと、自由自在にスタイルを変化させている。中には1コマの作品もあり、それはキャラが立っているから可能という言い方もできるが、何よりシュルツの漫画家として力量ゆえだ。今巻で好きなエピソード。チャーリー・ブラウン「読書っていうのは、冒険の一種なんだ… 読むのは新しい場所への旅だ…」(つづく)
2020/11/25
りえこ
安定感のある巻でした。ピーナッツの世界観のまま、新しい感じはあまりないけどじわじわ面白さがくる。ずっと読んでいたいです。
2021/09/03
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