怒る勇気 (河出新書)
怒る勇気 (河出新書) / 感想・レビュー
ehirano1
「嫌われる勇気」に比べてかなり難しかった印象です。三木清の思想を頼りに著者の考えが展開されていました。「感情は客観的であり、知性こそが主観的である」という件が強く印象に残っていますが未だに消化できていないので再読を重ねるつもりです。
2021/11/15
nnnともろー
理不尽なことへは怒りを忘れてはならない。私憤ではなく公憤。対話を大切に。現政権への怒り。おとなしい日本人。
2023/08/22
ちゃちゃ
あやー、思いがけず一番のりだ。 言われるがままになっているのはいかん。いうべきときは言う。怒りの感情を撒き散らすのではなく、正しく伝える。私憤と公憤をまぜてはいかん。でも、勘違いしてる人が近くにもいる・・・。
2021/11/08
MK
気分的で感情的な怒りである「私憤」ではなく、不正に対する怒り、人間の尊厳を侵害された時の怒りである「公憤」を持ち続ける大切さが、具体的な事例を挙げて書かれている。 政府のコロナ対応などでいろいろ理不尽なことがあったが、僕も著者と同じような怒りを強くもっていたので、とても共感しながら読んだ。 今これを書いている約半月前の2021年10月31日に衆院選があったが、投票率が低かったのは残念である。「公憤」を持った人が意思を表明する絶好のチャンスであったからだ。 多くの人に読んでほしい本だと感じた。
2021/11/18
サダ
「私憤」と「公憤」という言葉をはじめて知った。「私憤」は感情的なこと、「公憤」は自分の考えという理解をした。 「公憤」と思ったとき、公憤は考えや意見を述べることになるからやはり対話が重要になるし、対話をしていかなければいけないと思った。 「怒り」が発生するということは、少なからず上下の関係や立場が成り立ってしまっていることには深く納得した。親友と接するように、誰とでも常に対等であるという意識を持って接していけば、怒りはコントロールできると思った。
2023/01/30
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