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こころの違和感 診察室 : しっくりこない自分と折り合いをつける方法 (河出新書)

こころの違和感 診察室 : しっくりこない自分と折り合いをつける方法 (河出新書)

こころの違和感 診察室 : しっくりこない自分と折り合いをつける方法 (河出新書)

作家
春日武彦
出版社
河出書房新社
発売日
2022-02-25
ISBN
9784309631493
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こころの違和感 診察室 : しっくりこない自分と折り合いをつける方法 (河出新書) / 感想・レビュー

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空猫

精神科医、春日氏の人生相談。33項目のよくある悩み事に体験談を含めて診療、分析してあるので説得力がある。どんな悩みも「被害者意識」が強いと厄介だね。悩み事が解決する印象はなく、事例や解説を踏まえて自覚していくしか無いところが実際のカウンセリングに近いのかも。ともあれ読み物として面白く読めた。

2022/06/11

さくりや

平山夢明先生との共著を読んで、春日武彦先生の単著も読んでみたいなと思ったので。33項目の「こころの違和感」を解像した1冊。作品中盤にエッセイテイストで感傷的な「せつない」の章がある構成が、読後感を爽やかにしていると思う。内容としては、思い当たる節が多過ぎて反省した笑。春日先生の率直で丁寧な言葉選びが好きだなあ

2023/04/24

くさてる

精神科医である著者が「焦る」「生きるのがつらい」「いやなことを忘れられない」「面倒くさい」……そんな日常生活で生まれるしっくりこない様々な悩みをひとつひとつ解き明かし、その感情にまつわるエピソードや心性などを語るもの。さすが春日先生という感じの、シニカルさと誠実さがあって、とても良かったです。

2022/07/11

澤水月

本気で「心の迷いを払拭するよすがに」と、「焦る」「後ろめたい」などに心理状態を33の項目分け。「せつない」を差し挟むのは春日エッセイ真骨頂。特に「嫉妬」「被害者意識」についてはかなり心の持ちよう参照になる。繰り返し「目の前のことをまず、きちんと片付ける」「完璧を目指さない」とあるのは実証的。自身の経験談多くシニカルさ少なめで実に読みやすい。後書きにある「精神の解像度」の例えもわかりやすく「今、辛い人」に勧められる

2022/03/18

西

悩みの解決を手軽にこの本に求めてもダメかもしれない。けど、ところどころに自分の一部のような事、あるいは忘れていたような相手のことが思い出されて、ストレートに何かが解決する訳ではないけど、自分の中に新たな視点が出来たような気がする、そんな本。これは時間をおいてまた読み返してみようと思う

2022/04/30

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