服従の心理 改訂版新装: アイヒマン実験 (河出・現代の名著)
服従の心理 改訂版新装: アイヒマン実験 (河出・現代の名著) / 感想・レビュー
patosan
再読。人間は儚く、脆い。「服従」の怖さを改めて理解した。
2013/08/22
live-gon(リベゴン)
いやー、ほんとにすごい。心に迫る。実験内容は知ってたので、その結果だけで考えさせられていたけど、実験の詳細や被験者の個別インタビュー(懸念されたカウンセリングなどのフォローについても)、そして考察など、ただの報告書の体裁をとっているのに面白く、再度、自分の心に刺さった。──月並な言い方だけど、みんなに読んで欲しいと思った。せめてwikipediaで実験の詳細を知るだけでも、と。──文庫も出てるけどハードカバーの方を読んだ。
2013/06/27
学び舎くるみ
10月29日の二会読書会の課題本 心理学のテキストでミルグラムの実験のことは知っていたが、詳細な解説が面白かった。特に、被験者に研究全体についての報告をし、追跡調査などをしているため、その後の人生に与えた影響についてもわかる。「人間は権威を冒涜する危険を冒しても他の人間を傷つけるのは避けるべきである」という信念を強めた人もいる。心理学の講習で記憶実験などには参加したことがあるが、確かに疲れるだけで得るものは少ない。
2011/10/04
惰性人
人は権威に弱い。権威に屈すれば無思慮に人を傷つける。自分が同じ立場だったら...
2009/08/02
itokoi
実は目が滑ってました、すいません。人間がいくら進化した高等なものだと信じても見た目や場の空気だけで服従してしまうのだから、統率のとれた体制に組み込まれてしまえば尚更ですよね。それを肯定するつもりはないけれど自分はきっと簡単に服従する側だと思うので、せめてそういう状況下におかれないよう、これから先そうならないよう願っています。被験者の言動がもっと読みたかったなぁ。
2013/11/22
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