歴史におけるエロス 改訂版新装 (河出・現代の名著)
歴史におけるエロス 改訂版新装 (河出・現代の名著) / 感想・レビュー
杜のカラス
ハードカバーの分厚い本、小さい字でたくさん書いている。最初は難しかった、内容とは別に、興味や関心が薄れつつあった。図書館への返却が気になって、後半は一日二日で読み終えた。理解したとは言えないが、それなりに著者・訳者の意図は理解、賛同した。歴史、特にヨーロッパでの人々のエロス、万人それぞれのものだが、あまりに広範囲、政治や宗教その他諸々の状況、なるほどと思わざるを得ない論理と分析である。性欲は、すべての人間の関心事、必要なことである。源泉である、知っておきたいとは思う。ただ、その扱いがむつかしい。
2024/02/11
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