枕草子/方丈記/徒然草 (日本古典文庫 10 新装版)
枕草子/方丈記/徒然草 (日本古典文庫 10 新装版) / 感想・レビュー
アイシャ
枕草子のみ。清少納言にとって宮中はきらびやかで心躍るあこがれの場所だったのでしょう。そんな職場で働けることにプライドを持ち美しく身分の高い男性たちにその文才を面白がられて、相手をすることもワクワクすることだったのでしょう。自分の才能を隠すことなく上手に切り返す自分について臆することなく書いています。ブランド好きで美しいものが好き、天皇や宮様の近くに接せられることを書かずにはいられない。そのくせ同僚が自分が近づくと話を止めてしまうなどと気に病んでいたりする。この時代を生き生きと力強く生きた女性ですね。
2019/10/01
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