ふたごのおうま (メルヘンの森)
ふたごのおうま (メルヘンの森) / 感想・レビュー
keroppi
「メルヘンの森」シリーズ、「橋のない川」住井すゑの絵本。こんな本を出していたなんて。ふたごだというだけで、意味もなく蔑まれる子馬たち。死んでいく妹馬、立派な馬になる兄馬。差別への視点が痛い。絵本でも、住井さんの考えは、揺るがない。読書メーターへの登録は、私か最初だったようだ。1986年初版。
2017/02/17
くろばーちゃん
1986年刊。あの住井すゑが外国人のイワン·ガンチェフという画家と組んだ絵本が河出から出ていたことにまずびっくり。ヨーロッパ風の絵だが日本の競馬ウマの話。双子の馬は競馬ウマとして、双子はダメという迷信があったんだね。
2023/01/31
きゆやすか
イワン・ガンチェフさんの挿絵が好きで。なんと文は住井すゑさん! この河出「メルヘンの森」シリーズは他にも北杜夫、遠藤周作などなんとも豪華な執筆者らしい。(袖の広告情報) 挿絵はガンチェフさんのほかはヨゼフ・ウィルコンくらいしか知らないが、東欧の方たちらしいお名前が。そういう目的だったのかなー
2023/10/23
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