イチ、ニのサン (メルヘンの森)
イチ、ニのサン (メルヘンの森) / 感想・レビュー
keroppi
熊本の実家に帰ることになり、家の倉庫で発見。1986発行の絵本。絵本ならではの筒井さんらしい仕掛けと展開。ミハエル・リューバの絵も楽しく、筒井さんのこの頃のハチャメチャぶりを表現している。
2017/02/05
けいちゃっぷ
閉塞した村から登場人物たちが一斉に脱出したら、そこは牧場でやっぱり絵本の中。そこも皆でまた一斉に脱出したら、そこは戦場で・・・。どこまで行っても二次元から脱走できないのだな。短いながらミハエル・リューバのすっとぼけたような絵ともマッチして面白かった。ある日この本をもう一度開いて登場人物のところが白くなっていたら、またどこかの絵本か世界に「イチ、ニのサン!」で脱出したのかも知れませんね。ん?マンション5階の窓をコンコンとたたく音が・・・。24ページ
2015/10/18
a
シュールレアリズムの具体的な形だと思った。
2020/07/28
牛乳
二次元は三次元に出てきてくれないんだな…って最近読み返してまた悲しくなったわ…
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