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エントツにのぼる子

エントツにのぼる子

エントツにのぼる子

作家
タナカカツキ
出版社
河出書房新社
発売日
1993-07-01
ISBN
9784309725376
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エントツにのぼる子 / 感想・レビュー

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takahiro tezuka

☆☆☆☆

2016/10/08

wang

カツキ君の漫画はなんだかつげ義春の漫画を思い出す。つげみたいに貧乏や悲惨さはないのだけど、都会的でない少年や未熟な青年の素朴な感情が描かれている。言葉でストレートに語られるではないじわっと感じられるもので、同じ体験はいていないけどとても共感出来るんだ。「ケサランの森」なんかねじ式みたいだし。本人は叙情派漫画家って言っているみたいだけど、平成のつげ義春なんだと勝手に思っている。

2014/11/28

龍國竣/リュウゴク

少年や青年が、現在進行形で、又は過去を思い出しながら、きらりとする一瞬を捉えて、感慨に耽る。文章は多くは語らない。絵で強くうったえかけてくるということもない。ただ、しみじみと感じ、それを飲み込む。素朴な絵柄が叙情的な雰囲気と馴染む。

2012/07/06

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