ベイビー・ブルー・アイズ 2 (九竜コミックス―Yumi Tada best)
ベイビー・ブルー・アイズ 2 (九竜コミックス―Yumi Tada best) / 感想・レビュー
adri8na
携帯も出て来ない時代の話。でも古臭くなんかない。いつの時代もクソみたいなどーしよーもないやつで愛おしいのがいるのだな。今の私はフェアリーテールが哀しかったな。アル中でぼろ雑巾みたいに脱力する男の絵がリアルで切ない。お酒を、嘘やチート、ギャンブルや暴力、他のものに置き換えてみた時、誰でも悲しくなるんじゃないかな?他人事には思えないから。でもスパゲティで救われる。貧しくても愛があれば。互いがそれに価値を持てて、地で行けたら・・・私はどんなに幸せに報われるだろう?
2014/10/06
龍國竣/リュウゴク
社会から爪弾きされた者たちのやるせなさ、疎外感が上手く描かれている。加えて無言の美学とも呼べるものが貫かれていて、特にp.91では人物の目線によって音が鳴ったことを表現するという高等技術が用いられている。色っぽさもまた素晴らしい。
2013/12/02
kujira
自分が多田由美の漫画に慣れてきたからか、前巻よりも読みやすい話ばかりだった印象。「ルビー・チューズデイ」が一番好き。あと「ニュートラル」の最後の1ページになぜか美しい、と感じた。
2010/05/25
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