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能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10)

能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10)

能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10)

作家
岡田利規
伊藤比呂美
いとうせいこう
桜庭一樹
三浦しをん
いしいしんじ
松井今朝子
出版社
河出書房新社
発売日
2016-10-22
ISBN
9784309728803
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能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10) / 感想・レビュー

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KAZOO

この巻には、おもに人に見せるための作品が収められています。しかも現代訳でかなり興味を持って読みました。能・狂言は岡田利規で、訳していると現代音楽(例えば卒塔婆小町だと中島みゆきとか)が頭に浮かぶと言っています。また伊藤比呂美さんの説教節は読んでいてかなり気持ちがよくなります。曾根崎心中がいとうせいこう、女殺油地獄が桜庭一樹、菅原伝授手習鑑が三浦しおん、義経千本桜がいしいしんじ、仮名手本忠臣蔵が松井今朝子で豪華な顔ぶれです。まるっきり原作とは異なる作品としても面白いと感じました。

2016/10/31

starbro

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ第ニ十ニ弾です。本全集の最長頁巻(読書メーター上では640Pですが、実際は842Pです。)ではないでしょうか?タイトルは知っていても、ほんど読んだことがない能・狂言・浄瑠璃の世界、貴重な経験です。原文を読んでいないので正確にはわかりませんが、オーソドックスで読み易い現代語訳です。能・狂言はやっぱり舞台が好い(特に幽玄な薪能)ですが、浄瑠璃の作品を堪能しました。オススメは三浦しをん訳の「菅原伝授手習鑑」、いしい しんじ訳の「義経千本桜」です。

2016/12/04

情報の削除希望

『舞台・芸能の名作を新訳・全訳で。』この文言に惹かれ手に取りました。お恥ずかしい話ですが、お能や、狂言を全く観たことがありません。理解できるとも考えられませんでした。それでも有名どころを押さえておきたい…という欲。申し分無く満たしてくれました。時々散見する現代言葉の妙にクスリと笑いながらも思いのほか、引き込まれました。どれもこれも内容的はどこかで聞いたことがあるようなお話💦だけど、じっくり読むと確かに心にしみてくる。やっぱり名作は名作なんだと改めて感じます。→

2022/12/09

Nyah

感想会のため曽根崎心中のみ読了。別訳でも同じく曽根崎心中のみ読了したが、比較していとうせいこうさんの訳が素晴らしいと感じる。流れるような文章で勢いが良い。きっと近松門左衛門はこんな感じで読み本書いてたんだろうなと思う。/曽根崎心中についての感想は角川ソフィア版にて書く予定。

2023/10/29

なお

能・狂言・文楽や歌舞伎で人気の演目が、現在活躍している作家の手で普段着の現代語に訳され楽しめる。特に能の『松風』『卒塔婆小町』『邯鄲』は正に簡単な言葉使いで書かれ、現代劇かと思う程分かり易くて驚いた。狂言の『木六駄』等も分かり易いのは勿論、ストーリーが面白い。いとうせいこう訳の『曽根崎心中』に美しく悲しい道行を思いだし、三浦しをん訳の『菅原伝授手習鑑』で全ての段が繋がり物語の全体像がはっきりした。この巻は観劇前の予習の一助となるが、それだけで文芸作品として完成されていると池澤夏樹さんは解説で書いている。

2024/01/10

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