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村岡花子の世界: 赤毛のアンとともに生きて (らんぷの本)

村岡花子の世界: 赤毛のアンとともに生きて (らんぷの本)

村岡花子の世界: 赤毛のアンとともに生きて (らんぷの本)

作家
村岡恵理
内田 静枝
出版社
河出書房新社
発売日
2014-04-30
ISBN
9784309750071
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村岡花子の世界: 赤毛のアンとともに生きて (らんぷの本) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

明治時代、女子に教育はいらないとされ、庶民の子は尋常小学校しか行かないような時代に父親の夢を託され、華族の娘に混じって高等教育を受けた花子。授業料免除だが成績が落ちれば即退学という中にあって必死で英語を勉強し、優秀な成績を収めた。そして「赤毛のアン」をはじめ多くの翻訳をした。この本は写真や手紙などの資料が充実していて時代背景を把握しやすい。愛に生き、奥さんのいた村岡氏と結婚。長男に恵まれるが6歳を待たず疫痢で死亡。仲が良かった柳原白蓮と似ている。明治時代にこんなにも情熱的に生きた村岡花子さん、素敵です。

2014/12/07

きりこ

翻訳以外にも創作作品や随筆・書など評様々な形で文学界に足跡を残されましたが、村岡花子さんと言えばやはり「赤毛のアン」ですね。敵国語の本を持っているだけでも大変な時代に翻訳を続け、命の次に大切なものとして防空壕と行き来して「赤毛のアン」の翻訳原稿は守られたのです。著作リストを見て、子供の頃読んだ若草物語も秘密の花園も花子さんが翻訳されたものに違いないと思いました。誰が翻訳したなどとは考えずに日本語で書かれた作品を当たり前のように無心で読んでいた頃。翻訳名作を読める時代に生まれて幸運だと思いました。続く→

2014/10/04

tokotoko

昨日は音楽家さんの話を読んだ。今日は翻訳家の村岡花子さんのお話。花子さんの孫娘にあたる村岡恵理さんが監修されてるこの本は、写真がたっぷりです。女学生時代からの花子さんの生涯や、花子さんが好きだったヒロイン・・・そして何と花子さんのブックレビューが載ってました(ふと自分の感想を思い出し・・・ガックリ!)。花子さん、読んでほしい本を一生懸命薦めてます。少女たちに。広くて強ーい志を持って。少女ではない私にまで、その気持ちは伝わってきました。だから、花子さんのお薦め本読んで、これからもがんばっていこって思います。

2014/07/13

ゆみねこ

ダンナのリクエスト本。朝ドラをちょっと先取り出来たかも?少女時代に読んでいた様々な本をもう一度読みたくなりました。

2014/06/04

こりんご

朝ドラ『花子とアン』に影響を受け、白蓮関係を1冊読んだので。幼い頃から英語を熱心に学び、さらに自分に欠けているだろう日本文学についても怠らなかったことが翻訳家への道を拓いてくれたんだなぁ。ドラマでも度々登場した英英辞書、写真を見たらそっくりでした。あれを持って空襲の中逃げていたとは驚きです。戦後もあの辞書のおかげでたくさんの作品が翻訳されたんでしょうね。そういえば読みかけたままの「アンシリーズ」、気になってきました。

2014/10/02

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