図説 東京流行生活 (全集・シリーズ)
図説 東京流行生活 (全集・シリーズ) / 感想・レビュー
氷柱
217作目。6月19日のみ。図書館本。個人的に卒論で書きたかったが、結論が締まらないものになりそうだということで没を食らったものをそのまま体現してくれたような作品。時代を表す流行物を取り上げてくれていて、戦後から現代までの少し細かい時代区分の流行りを垣間見ることができた。時代を表すものは服飾や日用雑貨である。こう手の文献は、娯楽の面が少し強く出ていることは否定できないが、一種の歴史の学習にもなる。たまにはこういった作品で知識を吸するのも良い。
2016/06/19
ひねもすのたり
明治初頭から昭和が終わるまでの約100年。この間にブームになった物や風俗などをわかりやすく解説した本です。 この手の本はいくつも出ていますが、共著のお三方は江戸東京博物館の学芸員や調査員の肩書きをお持ちです。 そのせいか、ところどころアカデミックに突っ込んでいて、読物としても充分楽しめます。 上野の初代パンダのランランは剥製になってあちこちを廻っているそうです。 ご苦労様な話ですよね・・
2014/03/09
takao
ふむ
2021/07/26
めぐみこ
明治から平成の流行と生活について。文明開化~大正ロマン辺りが目当てだったのだけど、意外と戦時中の代用品の話も興味深かった。結局みんな本物の方を求めてた事とか、規制前にまとめ買いする事とか、現代にも通じるなぁ。小型ラジオ・パナペット70はポップでキャッチーで令和でも通用しそう。
2020/03/16
三井寿里
どんな暗い時代にも「流行」があったことに驚きました。「国民服」は強制されて着ていたのではなく、あくまで流行で、あっという間に廃れたというのは意外。 個人的には大正~昭和初期が好きなので、その辺りはイラスト集のような感覚で楽しみました。
2014/11/20
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