あさのあつこ完全読本 (KAWADE夢ムック)
あさのあつこ完全読本 (KAWADE夢ムック) / 感想・レビュー
爽
あさのあつこさんの作品に対する思いが綴られていて、こんな気持ちで書いてるんだなーと新しい発見をしたようで楽しみながら読んでいました。作家さんの思いって作品の中に込められているものだけど、それが読み取れなかったときに、こういう完全読本があると何を伝えたかったのかがわかるのでありがたいです。三浦しをんさんとの対談もあったので、さらに面白さが増しました。
2010/10/07
beniko
図書館本。完全読本、とのことでしたが、「バッテリー」シリーズなど児童書が主。三浦しをんさんとの対談目当て。あさのさんも三浦さんも、既読の作品は1~2冊ですが、人に対する目線というか、お話の中での描き方というか、掘り下げ方が好きで、対談もとても興味深く読んだ。単に好きというだけで分析や洞察があるわけもなく、どこがどういうふうに、と明確に言えないところを、作家のお二人が言葉にして話されていて、さすが作家と感嘆したり、驚いたり。
2018/03/17
佳容
「バッテリー」を‘言葉を獲得する物語‘と定義したその感性に乾杯。「かけがえのない相手に出会ったとき、その人と結びついていこうとするには言葉以外、ない」とあさのさんは断言する。「NO6」では、言葉の力を獲得することによって、自分が暴力を使うことから人は逃れられるのか、と追求。ああ、やっぱり好きだ。
2010/04/09
ぺち
大好きなあさのあつこさんの本! 「我よ、青き河口に至れ」は最後のシーンですごく感動(;_:)
2013/03/25
ひまわり
巻頭に三浦しをんさんとの対談が載っていたので読みたくなりました。あさのあつこさんオススメの本が読みたいな♪
2013/07/15
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