村岡花子: 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
村岡花子: 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
- 作家
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2014-03-18
- ISBN
- 9784309978246
村岡花子: 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 (KAWADE夢ムック 文藝別冊) / 感想・レビュー
kitten
バーゲン本で購入。柚木麻子さんの「ランタン」にも出てきていたので、気になって買ってみた。もちろん、赤毛のアンの翻訳者として有名なんだけど、そのほかにもいろいろたくさんの仕事をしていたらしい。日本の戦後教育に関わる話も多い。男女共学が進んだ時代だからだろうなぁ。性教育に関する話もあるけれども、結局日本はこの時代からあまり進んでいないような気がするな。家庭文学には、女流作家が多い。
2022/07/10
ちいさな図書館
今とは全く状況が違うはずなのに、村岡花子さんの言葉はとても新しく響く。なぜなんだろうと考えて、やはり自分の中から出てきた言葉だからなのだろうなと思った。そして時代が巡ってまた変化の時にきているから、改めて響くのかもしれないな。
2014/05/17
まなまな
生きた時代が違うのに、今なお頼りになる考え方の持ち主、村岡花子。自分から幸せを求め、人生を自分の足で歩いた女性なんだな、としみじみ尊敬。あまりにも落ちてるときに読むと自分が嫌になる。「清新な」という言葉が随所に見られ、気持ちよかった。良い言葉だ。
2018/01/09
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