望月三起也 生誕80周年&『ワイルド7』50周年記念 (文藝別冊)
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望月三起也 生誕80周年&『ワイルド7』50周年記念 (文藝別冊) / 感想・レビュー
ヨーイチ
名作「ワイルドセブン」の作者として名高い望月三起也。ファンだったわけではない。後発の少年キングを支えたって感覚があり、作品は拾い読み程度だったにも関わらず、購入してしまったのは「少年誌掲載作品群中で明らかに異質な画風、構成が異彩を放っていた」印象が残っていたから。中心は武器、アクション、お色気で小生にとっては不得手な物ばかり。残酷なシーンも結構有りドキッとした記憶もある。あと古手のサッカーファンてな一面も。映画で「007・ゼロゼロセブン・ショーン・コネリー主演」の大ヒットの波に乗ったって感じもある。続く
2019/12/08
yyrn
積読本を鋭意読書中。望月三起也と言えば「ワイルド7」に代表されるように暴力とお色気度が高い漫画が多く、妻からはヒンシュクだが、絵に躍動感があるところが好きだ。暴力を描くマンガの多くにも動きはあるが、でも多くの絵は汚い感じがして読んでいて気分がブルーになる。でも望月マンガにはカッコよさが加わって恋心が喚起され、かつ肯定感が強く感じられる。が、年表をみると70年代まではそうだったが、それ以降はもう他のマンガと同じで色気と汚さが目立ってきたように思う。「秘密探偵JA」「ケネディナイツ」「ワイルド7」までかなあ。
2020/05/02
ジロリン
「ジャパッシュ」は「悪役が主人公よりも人気が出てしまい~人気マンガだったのに打ち切らざるを得なかった」とのこと。読者が悪役に魅力を感じるようなマンガはダメ!というのは、いかにも望月センセイらしいエピソード。こういう創作の裏話があるかと思えば<コルト・ウッズマンの薬莢排出口はいつから正しい位置で描かれるようになったか?>というマニアックな考察があったりが楽しい。しかし何と言っても「ワイルド7・エピソード0」が読めるのがウレシイ。いかにして「こうするから退治って言うんだぜ!」と言う50年保つ台詞が生まれたかw
2019/02/28
hirokazu
そうかあ、仕事場のあった建物は解体されてしまったのか・・・。膨大な量の原稿や資料は、どこかに保管されてるのかなあ。新しい「新選組」の漫画が描かれなかったのも残念。2003年に出た「『新選組』マンガ列伝」のインタビューで「土方にはナポレオン三世時代の軍服をどんどん着せたい」と語っておられたから、「ゴールデンカムイ」じゃないけど、フランス軍服・ざんばら髪の土方がフランス軍曹・ブリュネを相棒にして、刀も使えば、銃も撃ちまくるようなそんな感じだったのかな・・・と、勝手に夢想。
2019/02/07
hata2
中学生の頃に「ワイルド7」の単行本を全巻揃えたのが懐かしい。ご家族へのインタビューと仕事部屋の写真が良かった。
2019/02/26
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