織田信長 上: 炎の柱 (人物文庫 お 6-1)
織田信長 上: 炎の柱 (人物文庫 お 6-1) / 感想・レビュー
イプシロン
シヴァ神というのがいる。いわゆる破壊と創造の神である。著者大佛(おさらぎ)の描きだす信長は、シヴァ神のようである。因習や権威権力にすがり、古きものを滅ぼし尽くし、すべてを新しくしようとする。それが信長の本質であると著者は語る。ふつう人はそうした彼をみて、残虐で情け容赦ないという。だがそれは本当だろうか? 否であろう。感情だけで捉えるとそう見えるだけなのだ。人間の身体にはアポトーシスの機能がある。多細胞生物であるなら、どんな生物にもある機能だ。個体をより良い状態に保つために、細胞を自然死させて新しく細胞を
2023/06/29
Book Lover Mr.Garakuta
【図書館】【速読】:信長御付きに関する物語。悲壮感と言う焦燥感にかられる内容だった。星4/5位(5点満点中星4点)
2022/01/29
感想・レビューをもっと見る