家族、積みすぎた方舟: ポスト平等主義のフェミニズム法理論
家族、積みすぎた方舟: ポスト平等主義のフェミニズム法理論 / 感想・レビュー
ヒナコ
性的に結びついた異性愛者の二人と、その血を受け継ぐ子ども。こうした核家族がケアの単位であることが、多くの問題を生じさせている。 そうした問題が顕著現れるのは、シングルマザーとその子どもの家庭である。核家族が規範化されることで、シングルマザーは「福祉にたかる怠け者」とスティグマ化され、懲罰的な税制や給付の対象になってしまう。また、シングルマザーを再び核家族の中に包摂することが、母親と子どもの利益になると行政も判断し、彼女は子どもの父親と再家族化させることを強制されてしまう。→
2021/01/21
skr-shower
興味のある部分と解説を読む。力を持っている”男”が優位である限り、力を蓄えられる状況さえない”女でしかも母”は搾取されながらケアも担当。苦しい状況は変わるのか。
2022/07/20
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