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なぜ牛は狂ったのか

なぜ牛は狂ったのか

なぜ牛は狂ったのか

作家
マクシム シュワルツ
山内一也
MaximeSchwartz
南条 郁子
山田 浩之
出版社
紀伊國屋書店
発売日
2002-05-01
ISBN
9784314009133
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なぜ牛は狂ったのか / 感想・レビュー

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takao

ふむ

2022/08/16

Humbaba

原因がわかったからといって、目の前の問題が即座に解決されるわけではない。それでも、原因が解明されるのとされないのとでは受ける印象は大きく変わる。残念ながら一度広まってしまった感染はなかなか完治させることは困難だが、原因がわかっていれば次に似たような事態を引き起こすことは避けられるだろう。

2014/06/02

krr

プリオン病(伝達性海綿状脳症)がどのようにして発見され、研究されてきたかがまとめられている。羊のスクレイピー病、人間のクールー病やクロイツフェルト・ヤコブ病、そして狂牛病など、異常プリオンによって引き起こされる病気全般について触れられている。潜伏期間の長さ、死体を原料とする危険性など、知らないことばかりだった。狂牛病は一時期日本でも話題になったが、最近は全く聞かない。日本での現状はどうなっているのだろう。

2013/12/21

やご

おもしろかったですね。BSE(いわゆる狂牛病)、そして発病の原因が共通していると考えられているクロイツフェルト・ヤコブ病やスクレイピーの正体を探る研究者たちの苦闘を追ったもので、著者自身、フランスの研究者なのですが、その記述は学術書風ではなく物語的で読みやすく、ポピュラー・サイエンスの本として上質の部類に入るのではないでしょうか。

2005/04/28

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