生まれ出ずる悩み: ほか (読んでおきたい日本の名作)
生まれ出ずる悩み: ほか (読んでおきたい日本の名作) / 感想・レビュー
そのとき
震災後に読んだ「小さき者へ」を再読したく手にとった。一人の男が「父」になる「無理」が赤裸々に言葉に示されていて潔く、気持ちよい。この人、好きだわ。と思ったのだけど。わずか7年後に他の女性と情死している。くそだ(暴言)。その他の作品は読みにくく私の心は振れず。純文学はもう10年温存する。
2019/11/24
waon
『生まれ出づる悩み』雪国や荒海、自然描写が凄い。芸術と現実の隔たりに悩む青年を描きながらも、漁業を単なる労働階級の仕事だとはしないところが好き。また読みたい。『小さき者へ』感動したんだけど、これ書いた人が十歳にも満たない3人の息子を残して情死か、となんとも言えない気分も。『一房の葡萄』既読。白い手と瑞々しい葡萄が眼に浮かぶ。果物は良い。『宣言一つ』労働運動に対する慎ましい姿勢。巻末収録のある劇作家によるエッセイが、これの真逆をいく説教臭さで台無し。
2018/07/05
邪馬台国
難しかったです
2008/01/09
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